もの忘れ認知症 dementia
早期アルツハイマー型認知症検査MRI & VSRAD
最近、「もの忘れ」が多いな・・・と感じたことありませんか?
そんな方にオススメの検査があります。
「VSRAD(ブイエスラド)」と言って脳のMRI検査です!
結果は、画像だけではなくしっかりと数値で判断することができます。
当院では、MRI検査と早期アルツハイマー型認知症診断支援システム 「VSRAD(ブイエスラド)」による認知症検査を行っております。
アルツハイマー型認知症とは
現在、65歳以上の高齢者の7人に1人(約462万人)が認知症であり、2025年には5人に1人(700万人前後)となると 見込まれています。(内閣府による平成28年度版高齢者白書より)
アルツハイマー型認知症は、認知症の中でも最も多く、全体の約半数を占めています。 また、65歳未満の若年性認知症の4分の1がアルツハイマー型認知症であると言われています。
アルツハイマー型認知症とは、脳の中にある「記憶をつかさどる海馬」や脳そのものが萎縮する病気です。 原因は、脳の神経細胞が減少したり死滅してしまうために起こります。
《主な症状》
①覚えたばかりのことを忘れる⇒記憶障害②家族が誰だかわからない⇒見当識障害
③「もの」の名前がわからない⇒失認、失語
④徘徊や人格変化
早期アルツハイマー型認知症診断支援システム
「VSRAD(ブイエスラド)」
当院では、アルツハイマー型認知症を早期に診断するため、VSRADを導入しています。 VSRADは、MRIの画像データから海馬の委縮を年代別に健常者と比較し、 相対的に数値化して評価します。海馬の委縮程度が数値化、カラー画像化されるため、 比較的わかりやすくなっています。
VSRADによるMRI検査であれば、高齢者でも定期的なフォローアップが受けやすく、 萎縮の進み具合やお薬による治療効果も確認できます。
※VSRAD advance2 では、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の識別診断を支援する参考指標が追加されました。
検査の流れ
1.診察
内科を受診の上、ご相談ください。
2.予約
MRI検査日を予約します。空があれば、当日でも検査可能です。
3.MRI検査
検査後、VSRADによる解析を行います。解析評価自体は無料です。(MRIの料金のみ)
4.結果説明
後日、神経内科(水曜)または脳神経内科(土曜午後)の医師より結果説明を行います。